社員がポイントを使ってくれるのが嬉しい!
お客様、社会、社員の利益を重視する利他三方よしを実現するために欠かせないTwooCa
株式会社ブレイン・サプライ様は、東京に拠点を置く社会保険労務士事務所であり、中堅・中小企業を対象に人事労務や経営課題に対するコンサルティングやオンラインサービスを提供しています。企業のリスクをマネージメントするため「企業のドクターであれ!」という理念のもと、2009年に設立されました。

社会保険労務士として、中堅・中小企業の経営者とその社員を元気にし、活性化することを目指しています。同社は社員の福利厚生を充実させることを目的に、TwooCa(ツーカ)を導入しました。今回は、代表取締役社長である岡弘己様にTwooCa導入の背景や、導入後の効果などについてお話をうかがいました。

interviewComment
株式会社ブレイン・サプライ 代表取締役
社会保険労務士法人ブレイン・サプライ 代表社員
株式会社BSジャパンブランド  代表取締役
岡 弘己
さん

大阪生まれ。関西学院大学商学部卒。

1986年4月

旧住友海上火災保険株式会社(現在の三井住友海上火災保険株式会社)入社後、福岡、大阪、東京本店にて企業営業担当。

2001年

本社法人営業推進部にて、中堅中小企業の人事労務についての経営支援を担当し、厚生労働省助成金を活用した人事労務のコンサルティング営業を実施。

200件の受給支援を実施。

その後は企業RM(リスクマネジメント)に主眼を置いた独自の人事労務コンサルティング手法を展開。

2008年4月

名古屋にある税理士法人を母体としたコンサルティング会社の代表取締役社長に就任。

2009年5月

株式会社ブレイン・サプライの代表取締役に就任。積極的なセミナー講演や数々の案件を解決するほか、新規の事業展開活動などにその手腕をふるっている。

現在、既に1020社以上と契約し、受注見込案件も増加中。また各種の提携先企業とのコラボレーション企画なども続々と進行している。

2016年10月

社会保険労務士法人ブレイン・サプライ設立、代表社員に就任

2019年6月

商社部門として株式会社BSジャパンブランド設立、代表取締役に就任

これまで経営相談に応じた企業は、実に8,300社以上。数々の人事労務に対する諸問題のほか、経営に関する相談に応じる。

積極的なセミナー講演や数々の案件を解決するほか、新規の事業展開活動などにその手腕をふるっている。

教育に力を入れることで「中小企業の活性化させる」というビジョンを実現
最初に、御社の事業内容を教えてください。
もともと当社の母体は、人事労務を主体としたコンサルティング会社でした。私自身が社会保険労務士の資格を持っているため、創業時には社労士の登録もしました。
人事労務において、手続きとコンサルティングの両方を提供できるように考えましたが、手続きの部分は競争が激しく、レッドオーシャンでした。社労士の先生方がこの分野を好む傾向があるため価格競争が発生し、結果として価格が低下してしまいました。
以前勤めていた保険会社での経験から、これでは私が描いていた「中小企業を活性化させる」というビジョンから逸れることになります。そのためコンサルティングに特化し、より高品質なサービスを提供するため、株式会社を立ち上げました。
会社は順調に成長し、3年で1億2,000万円の売上を達成し、5年で2億円を超え、9年で3億円を超えました。しかし、従業員が入退社を繰り返すことや、新型コロナウイルスの影響などもあり、一時は足踏み状態が続きました。
そのような背景もあり「今後は教育に力を入れる」という方針にシフトしました。これは、我々が独自に培ったノウハウやコンサルティングの手法を、お客様により深く理解していただくために必要な決断でした。損得ではなく善悪の観点からアプローチすることによって、結果的にお客様をより良い方向に導けることが明らかになったためです。
今後は教育に力を入れ、お客様に直接指導を行ったり、同業者にもノウハウを共有したりするなど、さらなるネットワークを構築していく予定です。
社員との距離感が疎遠になった結果、離職率が上がり会社の成長も鈍化していた
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TwooCaを導入する以前、御社はどのような課題を抱えていましたか?
私自身が業務で忙しく、社員への対応がつい後手に回りがちでした。そのため、社員との距離感を保つことが困難でした。時間の共有は、社員との価値観を合わせる上で重要だと考えていますが、私が営業活動で忙しくなると、会社に戻ることがどうしても難しくなります。その結果、社員との人間関係を含めた距離感をより適正なものに整えたいと思ってはいるものの、それを実現できませんでした。
そのような状況だったこともあり、以前は社員の入退社が頻繁に発生しました。本来であれば、会社をさらに拡大し、中小企業の活性化を図りたいと考えていましたが、それができませんでした。社員の育成に力を入れず、売上の向上に偏重していたことが原因です。
しかしその後、視点を変えて、社員の育成や人材の教育に力を入れることに決めたところ、社員の離職率が下がりました。社員が辞めなくなると、会社は明らかに成長しますし、お客様へのサービスも向上します。
人材を維持し、良好な関係を築くためには、さまざまな方法を模索する必要があります。しかし、私たちには潤沢な資金がありません。そこで給与を上げるだけではなく、私の理念を形にするために、福利厚生を充実させたいと考えTwooCaを導入しました。
好きなものを探す喜びが醸成された。社員がポイントを利用してくれることが嬉しい!
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TwooCaを導入する決め手となったポイントがあれば教えてください。
他社にありがちな商品を売るだけの発想ではなく、まったく新しいアプローチを示している点に興味を持ったことが、TwooCaを導入した理由です。
他社からも多くの提案を受け取りましたが、正直なところ、あまり心に響くものはありませんでした。しかし御社のリターン精神と、公益資本主義のような考え方を大切にしている点に興味を持ちました。私は、この国で恩返しをしたいと考えています。そのため、御社が分配型の三方よしのビジネスを展開し、皆が満足する形で事業を進めている点が、他社とはまったく異なるものだと感じました。
実際にTwooCa WalletやTwooCa Ringの導入により、どのような変化がありましたか?
TwooCaの導入後は、ポイントを利用できる店舗が増えたり、サービスが拡充されたりすると、我々にとっても取引先の会社が成長しているという喜びを感じます。おそらくこれは私だけでなく、利用している皆さんも同じように感じていることだと思いますが、何か必要なものがあるときに、それが提供されているサービスを見つけると、喜びを感じるものです。
提供する商品やサービスをさらに充実させることで、さらに多くのニーズに応えられるようになり、探す喜びが増すと思います。多忙な現代社会では、時間が限られている点が課題です。団塊の世代ですら、今やYouTubeなどの動画配信プラットフォームを楽しむ余裕があるといわれていますが、テレビがますます厳しい状況になっています。
無駄な時間を省き、健康を維持しながら、必要な情報やサービスにアクセスする方法を見つけることが重要です。御社がサービスを充実させ、提携関係を拡大することで、さらに多くの人々が必要とするものにアクセスできるようになり、選択肢が増えることでしょう。
当社のサービスが他社の福利厚生サービスと大きく差別化するポイントは、従業員に対して本当に個々に寄り添った「ありがとう」の気持ちを表現できる福利厚生であることです。現代社会は忙しさが増していますが、同時に個人の重要性も高まっており、個々のニーズに対応した福利厚生が求められているように感じます。当社サービスが、従業員一人ひとりに、心から寄り添った福利厚生を提供できれば嬉しいですね。
社員にも話を聞いてみたところ、ポイントが少しずつ溜まっていくのが嬉しいようです。既に多くのポイントを使っている人もいますが、わずかながらの積立でも、やはり使ってくれていると嬉しいですね。逆に全然使っていないと、少し悲しいです。使ってくれているだけでありがたいです。
ストレスの原因を可視化し対処できる仕組みが離職防止につながる
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今後、TwooCaにどのような機能やサービスの追加を期待されますか?
少し特殊な要望かもしれませんが、ストレスチェックができるようになるとよいです。歩数や睡眠時間、体温、血圧などを確認できるようになれば、ストレスがどのように現れるかを検証できるかもしれません。その結果、自分がどのようなタイミングでストレスを感じたかを検証できるようになります。
例えば、怒鳴り声をあげたときや、車の運転中に事故が起こりそうなときなど、自身のストレスが高まる状況がわかると面白いと思います。どのような状況でストレスを感じるかを、データとして後で確認できるのは興味深いです。どのタイミングでどのような問題が起きたかを検証でき、自分がストレスを感じる傾向や原因を理解できるようになります。
人が会社を辞めるタイミングでは、ストレスが長期間溜まっており、そこから脱却できないと辞表を出すパターンが多いです。そのため、今後は企業が離職率とどう向き合うかが重要になると思います。人はおもに人間関係からストレスを感じる傾向がありますが、ストレス耐性は人によって異なります。人間関係のストレスは、慣れてしまえばなんとかなるケースが多いです。しかし、そのストレスが解消される前に、会社を辞めてしまう方が多くいます。
会社を辞めさせないためには、ストレスの原因を理解し、対処しなくてはなりません。そのためにはデータを活用して、社員がどのタイミングでストレスを感じるかを把握することが大切です。
TwooCa Ringのよいところは、データとして自分の情報を確認できることです。自分のことを深く知ることにつながります。「何時に寝て、何時に起きて、何時間の睡眠をとると良いパフォーマンスを発揮できるのか」など、自分の癖を把握することが可能です。こちらのデータを元に、企業は従業員に対して自分でストレスを把握できるように教育もできます。
TwooCa Ringをご利用いただいている企業では、装着している従業員の健康管理状況が管理者からも見えるようになりました。まだストレス値は出していませんが、データを組み合わせることでストレス値を計測する開発を進めています。
ストレスにどう向き合うかを従業員に指導し、TwooCa Ringの使い方やデータの読み方などを動画や映像で提供することで、自己理解を促進できるでしょう。基本的に、自分自身のことを理解していない人が多いため、病気になることがあります。私自身も18年前に腎臓ガンを患いました。
会社の健康診断で発見されたのですが、そのときは上司がストレスを与えると考え、恨んでいました。しかし、人に呪いをかけると自分に返ってくることを学び、その後は生き方を変えました。病気が私にとっての気づきであり、コンサルティングを通じて、精神的に病んでいる人やストレスを抱えている人が多いことに気づきました。また、軸足を失い、自己を見失っている人もいます。
当社の方針も利他三方よしであり、お客様、社会、社員の利益を重視しています。この考え方に基づいていれば、社員がストレスで苦しむことは少ないでしょう。健康で長寿でありながら元気に働くことが実現できると、今後の高齢化社会においても有益です。
ありがとうございます。福利厚生として、更なるTwooCaサービスの拡充に取り組んでまいります。
株式会社ブレイン・サプライ
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社会保険労務士事務所
事業内容
戦略的賃金制度構築
人事制度構築
経営計画策定
労務コンサルティング(トラブルの予防と治療)
労使紛争解決 ・法律から経営を守る就業規則他各種規程作成
リスクマネジメント指導および支援
マーケティング指導(営業力・売上アップ指導)
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#TwooCaWallet #TwooCaRing #福利厚生